先週の金曜日、2月1日に浦和ロイヤルパインズホテルB1Fで「よみうりカルチャースクール」の第20回目の短歌教室があった。
今回は、三首とも猫をテーマにした歌を詠んでみた。
(1) 正体もなく眠りいる家猫は知らざる恋の夢を見るらん
先生曰く、「どこでどんな風にして寝ているのかその場面が分からない。また、恋の夢というよりは、むしろ母の夢としたほうが暖かい感じがでていいのではないか」 と。
→ → → → 縁側の陽だまりに身を延べ眠りいるわが猫恋の夢でも見るか
→ → → → 縁側の陽だまりに身を延べ眠りいるわが猫母の夢でも見るか
(2) 悠然と前を横切る野良猫にその前世を聞きてみたしも
これもその場面が見えない。
→ → → → 野良猫が悠然とわが前横切りて前世はいかなるものにありしか
(3) そこまでも身構えずとも良かりしに猫は半身にわれをにらめり
これもその場面が見えない。「そこまでも」とあるが、どこまでかが分からない。
→ → → → 野良猫が半身にわれをにらみおりそこまで身構えずともよしと思うに
2013.2.8
Yukikaze
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