先週の金曜日、4月5日に浦和ロイヤルパインズホテルB1Fで「よみうりカルチャースクール」の第25回目の短歌教室があった。 しかし、私は孫が熱を出したので病院に連れて行ってくれと、娘に頼まれ(娘はフルタイムの契約社員)、休んだからといって給料が減らされるわけでもないので、仕方なく初めて短歌教室を休んだ。 その場合は、先生の添削結果が郵送されてくる。 今回は、先生の生のコメントは聞けなかったが、その郵送されてきた添削結果を掲載します。
(1) 菩提寺の部屋に過去帳繰りており桜の庭のまひる静けし
多分先生は、「この歌の前半と後半とが結びつかない」とか何とか言って、後半部分のみを採用して、添削の歌にしたのではないかと思う。
→ → → 菩提寺の庭の桜は今まさに満開にしてまひる静けし
(2) うらうらに静けき桜の境内に遍路が一人佇みており
先生がどんなコメントをしたのかは分からず、添削結果を拝受するのみである。。
→ → → 境内の満開の桜仰ぎつつ遍路姿の媼佇む
(3) 障子越し春の遍路にもの問わる亡き父に似るその声懐かし
多分先生は、この歌の「障子越し」とか「物と問わる」というところが内容的に分からない、と言ったに違いない。そこでその辺をカットして添削の歌になったのではないか。
→ → → 遍路姿の老人に道を問われしがその声今は亡き父に似ていき
2013.4.13
Yukikaze
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