4月5日の短歌教室用として下記の3首を提出した。
今回は、菩提寺の桜をテーマにして詠んでみた。どれも実景ではなく想像上の光景であるが、いかにもありそうな風景である。実家のある阿波の徳島は四国88か所の内、1番札所から23番札所まであるお遍路さんの本場。特に春はお遍路さんが多い季節でもあり下記に詠みこんだような光景も実際にあるのではないだろうか。
(1) 菩提寺の部屋に過去帳繰りており桜の庭のまひる静けし
(2) うらうらに静けき桜の境内に遍路が一人佇みており
(3) 障子越し春の遍路にもの問わる亡き父に似るその声懐かし
2013.4.3
Yukikaze
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