2012/08/10

日々の風景 -短歌教室(提出)(2012.8.10)

8月17日の短歌教室用として下記の3首を提出した。

(1) 「和」の文字を遠き祖先はわが姓に
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaいかなる思いで付け給いしか
  私の姓は「和田」、「和」の文字が入っている。「和」という文字は、聖徳太子の十七条の憲法に始まって以来日本語において軽からざる位置を占めているように思われる。その「和」の文字が自分の姓に入っているということを重く感じるとともに、遠き御親がその漢字をつけてくれたことに心から感謝しているが、どのような思いで付けたのかできるものなら聞いてみたい気もする。


(2) 姉妹か「嗚呼不憫敏子十九歳昭和二年」の
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa墓前(ぼぜん)、花あたらしき 

 散歩の途中に墓地があったので、ちょっとのぞいたらそのようなお墓があった。


(3) 大学の校歌が謳いし真善美、
aaaaaaaaaaaaaaaaみなおぼろなりわれも老いたり
九州大学工学部旧本館

 母校である九州大学の学生歌「春の賛歌」一番の最後に「(もと)めん求(もと)めん噫真善美(ああしんぜんび)」という文句があった。



九州大学 学生歌 「春の賛歌」

浜田幸一郎 作詞

荒谷 俊治 作曲

不知火(しらぬい)の筑紫(ちくし)の浜(はま)
()よや闇(やみ)を破(やぶ)りて燃()え立()つは
若者達(わかものたち)の円舞(えんぶ)の焚火(かがりび)
()はたぎり心(こころ)は躍(おど)
われら若(わか)き子等五千(こらごせん)
松原(まつばら)に夢(ゆめ)を結(むす)びて
(もと)めん求(もと)めん噫真善美(ああしんぜんび)

南風立(はえた)てる古(ふる)き都(みやこ)
(つど)う世紀担(せいきにな)う者(もの)(よろこ)びに
(いま)ぞ歌(うた)うはそれ春(はる)の讃歌(さんか)
(あい)と知()を情熱(じょうねつ)に秘()
これぞ輝(かがや)く青春(せいしゅん)
いざ共(とも)に声(こえ)をそろえて
(たた)えん讃(たた)えん噫(ああ)この春(はる)


2012.8.10
  Yukikaze

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