先週の金曜日、1月18日に浦和ロイヤルパインズホテルB1Fで「よみうりカルチャースクール」の第19回目の短歌教室があった。
(1) 幕末の奔流に抗(あら)がい生き抜ける斉藤一(さいとうはじめ)という人ありき
・ 斎藤一とは何者か → → → 新選組の3番隊組長で、池田屋騒動や戊辰戦争に参加し、最後
まで生き抜き大正4年に亡くなった人です。
・ それなら、「新撰組」という言葉を入れないとわからない。
・ 幕末とか奔流などという言葉は、「俗っぽい」。なるべく使わないようにすること。
・ どうやって生き抜いたのか、に焦点を当てて読むこと
→ → → 新選組の斎藤一という組長幕末の奔流に抗い生きぬ抜く
(2) 大叔父(おおおじ)と叔父(しゅくふ)の果てし厳寒の「異国の丘」に祖母の文読む
・ このままでは、どういう時代背景かわからない。たとえば、シベリア抑留とか。
・ 大叔父か叔父のどちらかに絞ったほうがよい
→ → → 大叔父(おおおじ)も叔父(しゅくふ)も果てし厳寒の「異国の丘」に祖母の文読む
→ → → シベリヤに抑留されし叔父(しゅくふ)も果てし厳寒の「異国の丘」に祖母の文読む
(3) 西の空赤く染まりし冬雲を見つつも思う最晩年を
→ → → 西空に赤く染まれる冬の雲眺めつつ思えり我の晩年
私の歌ではないが、Yさんの歌を紹介します。
・ 志(こころざし)半ばのように半開のままに侘助ひっそり落ちぬ
→ → → 志半ばに旅立つ人に似て侘助は半開のままに散りゆく
今回の私の歌は、少々推敲が足りなかったように思う。次回の反省材料としたい。
2013.1.23
Yukikaze
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