もう半年も前になるが、今年の3月15日に「さきたま古墳群」を見に行き、その時の様子は6月1日のブログで紹介した。今回はこの「さきたま古墳群」、とくに将軍山古墳と稲荷山古墳について感じたところを短歌にしてみた。1500年も昔のことで、当時の正確な記録などはなく、日本書紀に、当時の武蔵の国で豪族間の争いがあったことが垣間見えだけであるが、さきたま古墳群の前に立つとなんとなく想像がかきたてられる思いがしました。
将軍山古墳では、半島由来と思われる武具が多数出土し、稲荷山古墳からは時代が特定できる文字記録としては日本最古の「金錯銘鉄剣」が出土しており、この地が一大文化圏であったことが予想される。
(1) さきたまは魂幸(たまさち)し国神々の熱きドラマに思いをはせる
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さきたま古墳群の配置 |
さきたま古墳群 |
(2) さきたまの荒ぶる神や乎獲居臣(おわけおみ)倭(わ)の大王(おおきみ)と山河駈けしか
将軍山古墳の埴輪 |
将軍山古墳の将軍 |
武具の説明図 |
(3) 稲荷山に永久(とわ)に眠れるヒーローの一代(ひとよ)を想い墳丘見上ぐ
稲荷山古墳後円部への階段 |
稲荷山古墳 |
金錯銘鉄剣 |
稲荷山古墳の埋葬施設 |
2012.9.19
Yukikaze
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