2012/05/31

日々の風景 -京成ばら園(2012.5.30)

  昨日、5月30日、パソコン教室の仲間と千葉県八千代市にある「京成ばら園」に行ってきた。東葉高速鉄道の「八千代緑が丘」で降車。ばら園の入り口は、駅から東葉高速鉄道の高架に沿って緑の遊歩道を約20分歩く必要があるが、この遊歩道は幅は狭いが新緑ですがすがしく気持がよかった。入園料は、今はちょうど「ローズフェスティバル」期間中だったので1200円であるが、「八千代緑が丘」校内で買うと800円になる。バラ園そのものは、広大というわけでもないが、かなりの敷地に各種色とりどりのバラが今を盛りと咲き誇っており、天気も良かったせいもあり平日であるにもかかわらずかなりの人出であった。休日だとそれこそ押すな押すなのにぎわいになるものと思われる。「ばら」というと色は深紅できれいに巻いているものと思いがちであるが、ここで見たバラはそのようなものもは少数派で、ほとんどは巻いておらず、しかも色はさすがににブルーのものはなかったが、白から黄色、ピンクまで色とりどりのものがある。

バラ園までの遊歩道
バラ園の入り口

深紅のばら
バラ園の全景

黄色のばら
白色のばら
赤色のばら
ピンク色のバラ










約1.5時間歩きまわり、ばらの花を堪能して帰ってきた。

2012.5.31
   Yukikaze

2012/05/30

短歌・俳句の風景 -その112

短歌・俳句の風景 -その112

今回は、佐世保市のI.K.さんの歌です。  

    『   明日のため箸そろえ置く卓のうえ
              あすといふ日のあるを信じて    』


山と湖と日没

 選者の岡野弘彦さんが、「よい歌だ。今沈む夕日が明日また昇って欲しいという不安と祈りを古代人は深く抱いたに違いない。それを当然と思うのは現代人の思い上がりに過ぎない」と評している。私もまったく同感であり、縄文人だけでなくその後近世にいたるまで、人々は毎日毎日、明日もまた太陽がちゃんと昇って欲しいという祈るような気持ちで日没を見送ったに違いない。否、日没に対してだけではなく、あらゆる現象に対して「祈るような気持ち」をもち、息をひそめるような気持ちで生きていたに違いない。現代人には、あらゆることに対してその「息をひそめて祈るような気持ち」が失われているような気がする。その敬虔な気持ちを少しでも取り戻し、維持していきたいと思います。

2012.5.30
   Yukikaze



2012/05/29

日々の風景 -六辻水辺公園(2012.5.29)

六辻水辺公園(2012.5.29)

昨日の午後、六辻水辺公園を散歩してきた。 埼京線・武蔵浦和駅の1Kmほど南、笹目川にかかる「水辺公園橋」から京浜東北線・南浦和駅の1Kmほど南まで約2.3Kmの道のりである。この水辺公園は、武蔵野線と東京外環自動車道のちょうど中間をそれら(鉄道線路と高速道路)とほぼ平行に東西に設けられている。水辺公園というのでどんなものかと思っていたら、住宅街の中に設けられた、幅2m~3m程度の岩を多用した人工の「水路」である。全体の半分ぐらいは水が流れているが、残りの半分はどぶ水とまでは行かないが、水が淀んだ開渠といった感じである。ただ、水路の周りには全体にわたって、いろいろな木が植えられており、またベンチなどが置かれた休憩所もほどよくあり、ちょっとした散歩をするのにはもってこいの場所のようである。


笹目川(左側)と遠方に
武蔵浦和のマンション群
水辺公園橋(下は笹目川)
六辻水辺公園の案内図
六辻水辺公園の埼京線側入り口

六辻水辺公園の景観 1
六辻水辺公園の景観 2

六辻水辺公園の景観 3
六辻水辺公園の景観 4

六辻水辺公園の景観 5

六辻水辺公園の景観 6

六辻水辺公園の景観 7
六辻水辺公園の景観 8


2012.5.29
   Yukikaze

日々の風景 -短歌教室(提出)(2012.5.28)

短歌教室(提出)(2012.5.28)

短歌教室 第二回目 6月1日の授業用の短歌3首を下記のごとく提出した。 先生になんと言われるかわからないが、今回は、提出時に少し注釈を付けてみた。

1.亢(たか)ぶること少なくなりぬと吐息つつ
雨にぬれいるわれもこう見る

(注釈) 昨年の秋に作っていたものを多少手直ししたものです。


雲取山から冬の富士山を望む

 2.遥かなる時を隔てて至宝となる
合掌土偶を息のみて見る

合掌土偶
  (注釈) 八戸市の風張1遺跡から発見された「合掌土偶」が、3~4年前に国宝に指定されたという  ニュースを見たときの感動を思い出しながら詠んでみました。「遥かなる」と「至宝となる」は、最初「4000年の」と「国宝とぞ」としていたのですが、ゴロが悪いので、上記のように変更しました。

3.次の世もせわしくあらむわが妻は
四月(よつき)経ちても夢にだに出ず


6月1日はどういうことになるか。 今回は前回みたいにズタズタにされないように、かなり推敲をしたつもりであるが・・・。

2012.5.28
         Yukikaze

2012/05/25

短歌・俳句の風景 -その111

短歌・俳句の風景 -その111

以前、といってももう6年の前のことであるが、楽天のブログ(URL は下記
http://plaza.rakuten.co.jp/deusexmachina/diaryall ) に「短歌、俳句などのこと」と題して気に入った短歌および俳句を投稿していた。 これらは、自作のものではないが、新聞・雑誌などに掲載されたもので、自分なりに感銘を受けたものあり、その時は、110回で一応終了したのであるが、その後また書き留めてきた短歌、俳句がある程度の数になってきたので、再度投稿してみることにした。 タイトルは少し変えて「短歌、俳句の風景」としてみた。

111回目の今回は、高島野十郎という方の作品です。この方は、ろうそくの絵を描き続けた画家ということですが、私はまだ作品の実物を見たことはない。ただ、インターネットで調べてみると、ろうそくの絵だけではなくさまざまなものを対象に絵を描いていること、独学で絵の道に入り、透徹した精神性でひたすら写実を追求し、終生家族を持たず、画壇とも一切関わらず隠者のような孤高の人生を送った、とある。出身は筑後の久留米であり同郷の青木繁とも大の仲良しであったという。なお、Yukikazeも久留米ではないが筑後の出身である。




高島野十郎 「蝋燭」
高島野十郎 「信州の雪山」




『 花も散り世はこともなくひたすらに、
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaたゞあかあかと陽は照りてあり 』

金環日食1(2012.5.21 Yukikaze 撮影)

金環日食2(2012.5.21 Yukikaze 撮影)
これは、桜の花が散って、世の喧騒が静まっても太陽は何事もなかったように以前とまったく変わることなく世の中を照らしている、というのですが、よく考えてみると、花を自分の一生と置き換えることもできそうです。自分がいなくなっても、太陽や世の中は自分が生きていた時と全く変わることなく動いている。さらにそれを延長して考えれば、人類そのものが滅んでしまった後でも太陽はまったく変わることなく地球を照らし続けているのだ、というふうにも受け取れます。そういう意味で、この歌には「凄み」が感じられるような気がします。また、一種の、諦念、無常観にも通じる歌のようでもあります。

2012.5.25
   Yukikaze


2012/05/23

日々の風景 -講演会と日比谷公園 ( 2012.5.20 )

講演会と日比谷公園 ( 2012.5.20 )

5月20日の13時から霞が関の「イイノホール」で「白神山地 出前講座」という催しがあった。白神山地には一度行きたいと思っていたのでいい機会だと思い、聴きに行ってきた。前半はスポーツキャスターの荻原次晴さんという方の講演、後半は荻原さんを加えた4人での「トーク in 白神山地」というトークショウ。日本で最初の世界自然遺産に登録された時の逸話や白神山地でのトレッキング・登山および動植物に関する興味深い話などを聞くことができた。この出前講座は今回で12回目だそうで、会場はほとんど満席でたぶん400名ぐらいの聴講者がいたのではないかと思う。私は、一度、白神山地も含めてストーンサークルで有名な大湯遺跡や三内丸山遺跡などの縄文の遺跡、十和田湖、温泉などをゆっくり回ってきたいと思っているところである。そういう意味で、この講演会では青森県、秋田県のパンフレットをたくさんもらってきた。それと、荻原さんがおいしい、おいしいと何度も言っていたので小さなタケノコを買ってきた。みそ汁に入れると絶品だと言っていたが、本当か?



















イイノホールを16時頃にでて、帰っている途中に日比谷公園がありちょっと寄ってみたら、ものすごい人出であった。何事かと思っていたら、「オクトーバーフェスト」と言うちょっと時期はずれなお祭り騒ぎで、たくさんの出店がでて、いろいろのドイツビールとウインナーなどのつまみを売っている。どの店も長蛇の列ができている。5月18日から27日まで、毎日22時までやっているそうだ。一人でビールを飲んでもつまらないので早々に帰ってきたが、27日までに一度誰かと飲みに来たい気分だ。












2012.5.20
Yukikaze

2012/05/21

日々の風景 -与野公園のバラ祭りと足利フラワーパークの藤( 2012.5.19 )

与野公園のバラ祭りと足利フラワーパークの藤 ( 2012.5.19 )

与野公園でバラ祭りをやっているというので出かけてみた。

最初は、さいたま市役所前の広場で「埼玉うなぎ祭り」をやっているというのでそちらに行って、ウナギのかば焼きでも安く買って、などと勝手に考えていた。しかし、12時ごろにさいたま市役所前の広場に行ってみると、人出は多かったが、お目当てのかば焼き販売などはなく(売り切れていたのかもしれない)、うなぎ弁当が1500円と異常に高価であり、そのほかはショーやら野菜や草花の販売だけであり早々にここからは引き上げることにした。そこで思い出したのが、与野公園でのバラ祭りのことである。
5月19日の与野公園
5月8日の与野公園

歩くこと約50分、13時30分ごろやっとの思いで与野公園に到着。ここも大層な人出であったが、こちらのほうが場所も広いし、バラもきれいにたくさん咲いているしで、まあまあの散歩であった。帰りは、とても歩いて帰る気にはならず与野本町から武蔵浦和まで埼京線で帰ってきた。なお、このとき、青いバラを売っているのを見かけた。遺伝子云々の高級なものではなく、青い水を吸わせただけ、と言っていた。
5月19日の与野公園

青いばら
5月10日の足利フラワーパーク
実を言うと、この与野公園には、この5月8日に来たばかりである。その時も5月19日のバラ祭りのことは知っていたが、19日で満開ならば、11日前の9日でもバラの花はほとんど咲いているのではないだろうかと甘い見通しで出かけたのであるが、残念ながらその時は、まだバラはほとんど咲いておらず、そんなものかと思って帰ってきた。しかし、今日は満開なので、11日でこんなに違うものかと、感心した次第であった。
4月25日の足利フラワーパーク

なお、同じような経験を今年はほかでもした。足利のフラワーパークの藤の花を見に4月25日に行ったら、まったく咲いておらず再度5月10日に行ったらまさに満開であった。花を見に行く時には事前によく確認してから行かないと二度足になることを覚悟しなければならない、ということを身をもって会見した。

2012.5.21
  Yukikaze

日々の風景 -短歌教室(添削) ( 2012.5.21 )

短歌教室(添削) ( 2012.5.21 )

5月18日15時30分からよみうりカルチャースクール浦和の短歌教室の第一回目に参加した。

全部で6回ある連続講座であるが、私は第3回目からの途中参加である。

参加者は私以外は、シニアーの女性ばかりの7名で私を入れて8名であった。先生は、参加者から事前に提出されていた24首(8名×3首)の歌を1首ずつ解説をしながら手直しをしていく。
私の歌もそうだがみなさんの歌も跡形もなく直されてしまう。結構うるさいことも言いながらそれでも分かりやすくかつ丁寧に添削をしてくれる。私の歌は、下記のようにズタズタになってしまった。

1.送別会短歌を詠むと言いしかど
                            単価のことかといぶかしがられき

「これでは何の送別会かわからん。 また、短歌と単価とではアクセントの位置が違う 短歌と同じアクセントなら担架だ」

→ → 「親睦会で短歌が趣味と言いしかど
                                      担架のことかと思われたるか」

2.なぜもてる怪物ばかりディズニーは
                                スモールワールドは閑古鳥なく

「歌が長く、”は”と”は”およびカタカナ語が続くのがよくない」

→ → 「ディズニーランドの怪物ワールドは混み合えど
                                                     子供の国には人影少なし」

3.我がその歳にはやりし「高校三年生」
                               ハーモニカ独奏を夢心地に聴く

「これでは何のコンサートかわからん」

→ → 「『高校三年生』ハーモニカで友が吹きくれぬ
懐かしきあのころを想いつつ聴く」

今回は一日体験ということで受講してみたが、あと3回をどうするか。基本的には連続して受講してみたいと思う。次回は2週間後の6月1日。先生も言うように、期限内にちゃんと3首を作るという心掛けも重要なことだと思ったし、1回だけの体験ではあるが、杜沢先生の指導も悪くはないような気がしたからだ。

2012.5.21
  Yukikaze

日々の風景 -高層マンション( 2012.5.21 )

高層マンション ( 2012.5.21 )

先日、会社の先輩のTさんのマンションにお邪魔した。
東京の都心にあって、42階、視角300°総南向きの超豪華版。
東は今話題のスカイツリーから西は新宿御苑まで一望のもとに見渡せる
将に空中遊泳の気分だった


中央にスカイツリーが見える
日没


高所恐怖症の自分にとっては最初はひやひやした気分だったが、直下を見ないで遠くを眺めるようにすればいい、ということでしばらくすると景色を楽しめるようになってきた。
夜景
先輩とは久しぶりにお会いし、懐旧談に花を咲かせまた42階からの景色を堪能して帰ってきた。

2012.5.21
  Yukikaze




2012/05/16

日々の風景 -吾亦紅、パソコン教室、短歌教室(提出)( 2012.5.15 )

吾亦紅、パソコン教室、短歌教室(提出) ( 2012.5.15 )
われもこう(吾亦紅)
久しぶりにブログを書いてみようと思いたった。最初に花の写真を入れたいと思い「われもこう(吾亦紅)」を選んでみた。吾亦紅は、昔は「我も恋う」と言われていたそうで、その語源に興味を持ったことと、そのさびた深紅の色合いに少々ひかれた、という理由からである。
われもこう(吾亦紅)
さて、先週の水曜日(5月9日)から毎週一回パソコン教室に通い始めた。今日はその2回目。毎回、あさ10時から2時間で、自分で好きなテーマ(たとえば、HPの制作 etc)をやりながら、分からないところを質問しながら進めていくというスタイルで、3~4人のシニアがワイワイガヤガヤやりながらやっている。私は、まずはBloggerでブログを作成するやり方を一通りマスターしたいと考えている。

また、この金曜日(5月18日)の15時30分から「よみうりカルチャー浦和」の短歌教室に通うことにした。2週間に一回で、先生は日本歌人クラブ参与・現代歌人協会会員の杜沢 光一郎という方である。自作の歌を3首事前に提出しておく必要がある。今回私が提出した歌は、

(1)送別会短歌を詠むと言いしかど
単価のことかといぶかしがられき

(2)なぜもてる怪物ばかりディズニーは
スモールワールドは閑古鳥なく

(3)我がその歳にはやりし「高三年生}
ハーモニカ独奏を夢心地に聴く

へたくそな歌だが、今後少しずつでも様になって行けばと考えている。
スモールワールド
ディズニー帰り
なお、この日は、13時30分から、東京お茶の水の「東京医科歯科大学」の耳鼻咽喉科の予約日になっている。お茶の水から浦和までは、急いでも40分ぐらいはかかりそうであり、かつ大学病院なのでいつも大変込んでおり、下手をすると1~2時間待たされる。したがって、早めに行って確実に一時間以内で診察を終了するようにし、短歌教室に遅刻するようなことがないようにしなければならない。

以上、久しぶりにブログ投稿をします。

2012.5.15
  Yukikaze