2012/07/25

日々の風景 -短歌教室(提出)(2012.7.25)

7月20日の短歌教室用に下記の3首を提出した。


(1)残されし大きな鏡と多き服に亡き息子(こ)の
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaファッションへのこだわりを知る


次男の服の一部(1)
次男の靴(1)


次男の服の一部(2)
次男の靴(2)


  次男が平成22年の12月に32歳で亡くなった。彼はファッションにものすごい思い入れを持っており、大きな鏡3枚とたくさんの服や靴などのアパレルグッズを残していた。これらはみな若者向きで、私みたいな60代後半の者にとっては実際に着ることはできないが、まだ処分出来ないでいる。


(2) 妻と子の遺影とわれをいくたびも
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaその大き鏡に映しては見る
大きな鏡とトルソー

彼は、このような大きな鏡に上記のような服を着て自分の姿をよく映していた。


(3) 目の前をまつわり飛べり蝶二匹
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa逝きし妻と子が来たるがに見ゆ


  このような光景を時々見かけるが、その時は、まさに亡くなった次男と妻がもつれあいながら自分に何かメッセージを送っているかのように感じます。

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