2012/07/04

短歌・俳句の風景 -その118(2012.7.4)

今回は俳句です

    『 鳥雲に雲に溺れしものなきか 』

     さいたま市のF.K さんの句です。

読売俳壇の選者である矢島さんの評に、
「 北に帰っていく渡り鳥たちが、『雲に溺れ』ないだろうか、という飛躍した思いに感銘する 」 とあった。 まさにその通りで、そのような発想・着想の豊かさに感嘆する。渡り鳥たちよ、どうかみんな無事に目的地にたどり着いてほしい、という祈るような気持ちがよく伝わってきます。


渡り鳥



 

2012.7.4  
 Yukikaze
    


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