先の金曜日7月20日(金)は、浦和ロイヤルパインズホテルB1Fで「よみうりカルチャースクール」の第6回目の短歌教室があった。
(1)残されし大きな鏡と多き服に亡き息子(こ)の
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaファッションへのこだわりを知る
「息子」と書いて「こ」と読ませるのは無理がある、また、「ファッションへのこだわり」は「ファッションのこだわり」でよい
→ → 「 大きな鏡と多くの服を遺こし逝きし
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa息子のファッションのこだわり思う 」
(2) 妻と子の遺影とわれをいくたびも
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaその大き鏡に映しては見る
「その」では分からない
→ → 「 息子のかたみの大きな鏡にいくたびも
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa妻と子の遺影と我を映し見る 」
(3) 目の前をまつわり飛べり蝶二匹
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaa逝きし妻と子が来たるがに見ゆ
この題材はよくあるので、あまり平凡にならないように注意すること
→ → 「 わが前をまつわり飛べり蝶二匹
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa逝きし妻と子を思いて見おり 」
今週の杜澤先生のコメントは、
(1)単なるストーリーに終わらせず、深みを追求しかつ潤いを持たせること
(2)平凡な言葉の羅列に終わらせないこと
(3)普通の言葉でいいので、単なる説明に終始しないこと
(4)「梅雨晴れ」は、梅雨が明けたことを意味する
(5)白南風(しらはえ)・・・梅雨明けの風
(6)黒南風(くろはえ)・・・梅雨入り時の風
2012.7.31
Yukikaze
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