2013/03/14

日々の風景 -短歌教室(提出)(2013.3.14)

3月15日の短歌教室用として下記の3首を提出した。


今回も、テーマはばらばらになってしまった。


(1) 「去る者は日日に疎し」がまことならばいかばかりかとひび思いいる

  この三年間に、父親、次男、妻と三人を見送った。 昔から、「去る者は日日に疎し」と言われているが、私にとっては、この三人が私の脳裏から「疎く」なっていくのは、耐えがたいことだと思う一方、いつまでも亡くなった者にこだわっていることも、また耐えがたいように思え、「疎く」なっていくのが自然なことだとも思える。 要するに、複雑な心境なのです。 その辺を表現してみたのであるが、読む人に伝わるかどうかは?である。


権現堂堤の菜の花と桜
秋の田島団地












(2) 思惟深めるごとくに指を頬に触れ弥勒菩薩のおもざしやさし

  弥勒菩薩は、日本人の心に訴える何かがあって、いろいろな歌が詠まれてきたようであるが、私も挑戦してみた。


広隆寺の弥勒菩薩








         






(3) アスファルト持ち上げ破る走り根を羨望もありてあかず見ており     

    散歩の途中で、下記   写真のようにアスファルトを持ち上げたり、突き破っている走り根を見かけた。 なんとなく羨ましくもあり、ながめ続けたものである。                          

アスファルトを破る走り根(1)
アスファルトを破る走り根(2)

 

走り根


 
アスファルトを持ち上げる走り根
 
2013.3.14
    Yukikaze

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