2012/06/23

日々の風景 ー短歌教室(提出)(2012.6.23)


6月29日の短歌教室用に下記の3首を提出した。

私が生まれてから18歳まで過ごしたのが福岡県大牟田市、福岡県の最南端の市である。昔でいえば「筑後」、藩でいえば「三池藩」のテリトリーだ。三池藩は1万石という外様の小藩だが、藩主は幕政にも参与し、若年寄になったこともあるそうだ。 さて、大牟田にはもう20年も帰ったことがないが、近々帰ってみたいと思っている。どんなに変わっているのだろうか。私が住んでいたころは、炭鉱もその関連産業まだ活気があって人口も20万人を超えていたと思う。しかし、いまは炭鉱も閉山し、人口もなんと12万5000人という凋落ぶりだそうである。しかし、さっきウエブを見ていたら、2007年フォーブス誌「世界の最もきれいな都市トップ25位」に神戸とともに選定されたそうだ。そのような明るい話題もないことはないようであり、今後もなんとか明るい話題を作っていってもらいたいものだ。

  筑後はご承知のように、菜の花、つつじ、櫨が多いことで知られており、次の歌となった。 

(1) しらぬいの筑後の国やふるさとの
bbbbbbbbbbbbbbb菜の花つつじ櫨(はぜ)多き国
筑後川と菜の花
久留米つつじ
櫨の紅葉

(2) 朝な夕な眺めし山は三池山(みいけさん)
bbbbbbbbbbbbbbbbbわがうぶすなの神すまう山

三池山には何度となく登った。高さは388mで特別高いわけでもなくまた頂上からの見晴らしもそんなに良いわけでもないが、本当に懐かしい山である。

大牟田と三池山の位置
三池山

(3) うぶすな神すまう山より高き塔の
bbbbbbbbbbbbb天望に立ちて何によろこぶ

結局、これを言いたかったのです。天望回廊は450mだそうだが、三池山より高い。「 ○○と煙は高い所に登りたがる」というが、なんでみんなそんな高い所に登りたがるのかが理解できない。



2012.6.23
   Yukikaze

0 件のコメント:

コメントを投稿