先週の金曜日6月29日(金)は、浦和ロイヤルパインズホテルB1Fで「よみうりカルチャースクール」の第4回目の短歌教室があった。
1.しらぬいの筑後の国やふるさとは
菜の花つつじ櫨(はぜ)多き国
菜の花は日本全国どこにでもあるのではないか。
→ → 「 しらぬいの筑後の国のふるさとや
初夏にはつつじや櫨の花咲く 」
2.朝な夕な眺めし山は三池山(みいけさん)
わがうぶすなの神すまう山
現代の感覚でいえば、「すまう」より「います」のほうがいいのではないか
→ → 「 朝な夕なに眺めしふるさとの三池山
わがうぶすなの神います山 」
3.うぶすな神すまう山より高き塔の
天望に立ちて何によろこぶ
展望台はどこの塔にもある。また、「何によろこぶ」という表現は曖昧すぎるのではないか。
→ → 「 ふるさとの神います山より高けれど
スカイツリーはなにか味気なし 」
今回提出した短歌は自分としてはまあまあの出来だと思っていたが、かなり手が入ってしまった。ただ、私の感覚としては、いずれも原歌のほうがいいのではと思っているが、どうだろうか。
2012.6.30
Yukikaze
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