今日は、かなりの強行軍だ。乗鞍高原から平湯温泉、新穂高ロープウエイ、平湯温泉経由松本まで戻り、しなの鉄道で戸倉上山田温泉まで行く予定である。
7時に温泉イン36SOを出て、「スキー場前」のバス停から、上高地行のバスに乗って沢渡(さわんど)というバス停まで行く。この沢渡というところは、松本方面から自家用車でやってきて上高地に行く人たちが自家用車を置いてバスに乗り換える拠点になっている。上高地は自家用車の乗り入れが規制されているためである。この沢渡から平湯温泉までタクシーで行く。本当は、松本発高山行きの濃飛バスあるいはアルピコ交通バスで行きたいのだが、いい時間のバスがなく、やむを得ずタクシーにしたが、20分ぐらい乗っただけで5,200円とはいかにも高い気がした。平湯温泉からは、高山からやってきた濃飛バスに乗って、新穂高温泉駅まで行く。ここから、二つのロープウエーを乗り継いで、2,156mの西穂高口まで一気に上る。ここの展望台からの眺めは約300度(?)の視界が開け、絶景である。今回の旅行のハイライトである。
|
スキー場前バス停付近 |
|
スキー場前バス停
|
|
平湯温泉バスターミナル前広場 |
|
平湯温泉バスターミナル |
|
西穂高口展望台からの景観1 |
|
第二ロープウエー |
|
西穂高口展望台からの景観2 |
|
西穂高口展望台からの景観3 |
|
西穂高口展望台からの景観5 |
|
西穂高口展望台からの景観4 |
山頂から新穂高温泉駅に降りてきて、11時55分発の高山行きの濃飛バスでいったん平湯温泉バスターミナルまで戻った。このバスターミナルには、ターミナル機能の他に、レストラン、土産物屋、地元産品即売所、掛け流しの天然温泉施設などを備えた「アルプス街道平湯」という施設がある。
平湯温泉のバスターミナルで、写真に示す昼食をとって(これで950円は少々高いような気がする)平湯温泉を13時05分発の松本行きのバスに乗るつもりであったが、これでは戸倉温泉に少し早く着きすぎるので、14時45分の次のバスに乗ることにして、その間はこのバスセンターの3階にある温泉に入ることにした。
|
平湯温泉バスターミナルの山菜御膳 |
|
平湯温泉 ターミナルの湯 露天風呂 |
|
平湯温泉 ターミナルの湯 内湯 |
|
ターミナルの湯からの眺め |
|
ターミナルの湯からの眺め(パンフレット) |
お湯は炭酸水素塩泉で温度は68.7度と申し分ない。また、内湯も露天風呂も見晴らしが良く、奥飛騨の山々が望遠できて素晴らしい眺めであった。
温泉の湯船も内湯、露天風呂とも広々としており、湯温も適温ですこぶる快適であった。入浴料は600円と少々お高いが、バスを一つ遅らして入ったかいがあった。
そのあと、14時45分の濃飛バスで松本に向かった。途中バスの窓から水殿(みどの)ダムを眺めることができた。この水殿ダムに設置されている発電用水車は、私の古巣の日立の水力部門が製作納入したものであり何か懐かしい思いで眺めた。
|
水殿ダムのダム湖 |
|
水殿ダム |
松本からJR篠ノ井線で篠ノ井まで行き、そこでしなの鉄道線に乗り換えて、戸倉で下車。戸倉駅に着いたのが、18時ごろであったので、少し迷ったが、歩いて今晩のホテルである「ホテルプラトン」に向かうことにした。地図で見ると約2km少々であるので30分~40分で到着できると考え、実際にホテルプラトンに着いたのは18時40分ごろであった。
|
ホテルプラトン |
|
ホテルプラトンの浴槽 |
食事は併設の中華レストラン「華林」での中華料理。あくる日の朝食もそうだが、なんとなくやぼったくあまりおいしいとは思わなかった。温泉は、単純硫黄泉(低張性アルカリ性高温泉)で、ほとんど無色透明に近いがほんの少し白濁しかすかに硫黄のにおいがする。硫黄泉ということで期待していたが、期待はずれであった。もう少し、白濁し硫黄のにおいがしているのかと思っていた。残念 シングルの部屋は普通のビジネスホテル並みであり5月2日に泊った松本駅前の「ホテル飯田屋」より少し広い程度、食事も含めてこれで12,700円とは少々高いのではないか。しかし、天下の戸倉・上山田温泉でもあり、観光温泉はこんなものかとも思った。
2013.5.11
Yukikaze
0 件のコメント:
コメントを投稿