2013/05/14

大牟田おもいで紀行(1/5)(一日目と二日目、4月20日、21日)

 私が生まれそして19年間育った九州・大牟田へは前々から一度行きたいと思いながら20数年果たせなかった。が、ふと思い立って先月の4月20日から24日までの5日間で訪れてみることにした。大牟田だけに行くのはもったいないので、大牟田以外にも福岡、佐賀、久留米、と回って最後にまた福岡の友人と再会・歓談する計画を立てた。
 福岡は、私が修士時代の2年間も含めて6年間の大学生活を送った地だ。当時は、地下鉄も高速道路も新幹線もなく、路面電車が走っていた時代だ。今は人口150万人の大都会で、天神やその地下街辺りを歩いていても、東京の都心を歩いているのとほとんど同じ感覚だ。ただ、短時間しか滞在しなかったので正確にはわからないが、タクシーの初乗り運賃が550円と首都圏の710円に比べて77%であり、ほかの物価もその割合で安いように感じたが、それは一面的かもしれない。
 4月20日朝浦和を発って、格安のスカイマーク航空で羽田から福岡へ。福岡空港には13時過ぎに着いた。あいにくの雨であったが、福岡の地下鉄に初めて乗って天神へ。なかなか快適だ。まず予約をしておいた、天神近くの福岡ガーデンパレスホテルにチェックイン。そのあと、大学時代の友人H君、といっても別の大学の学生であったが、趣味でやっていた切手蒐集の同好会、「福岡郵趣同好会」で気が合って、その後一緒に山登りやスポーツをした仲、と再会。14時ごろから遅い昼食をはさんで、3時間近く歓談。彼は昨秋心臓の大動脈弁の手術をしたそうだが、今はもう普通の生活をしているそうだ。今は、古文書の解読をメインにしたシニアの歴史研究会みたいなところ在籍しているそうだ。そのあと、夜は高校の同窓生のN君と酒を飲みながらこれまた3時間近く歓談。彼は、大学卒業後市役所に勤務し、いまは完全にリタイアしている。私の新婚当初、当時住んでいた茨城県日立市のアパートにいの一番に福岡からお祝いに駆けつけてくれたのも懐かしい思い出だ。

H君と
N君と


4月20日宿泊の
福岡ガーデンパレスホテル
福岡市高速道路









 


  21日は、朝10時ごろ天神のバジェットレンタカーでレンタカーを借りて、高速道路で佐賀へ向かった。福岡にもこんな立派な高速道路ができたのかと、感無量。佐賀には、私が大学の機械科修士の時に大変お世話になり、卒業後も親交ををいただいている、K先生が住んでおられる。先生は、つい最近まで佐賀大学の教授をやっておられ、今はゴルフと野草の育成・鑑賞を趣味にしておられる由。ゴルフは65歳ごろから始められたようだが、今は病みつきになっているとのこと。K先生宅に11時半ごろに到着し、ここでも食事をごちそうになりながら、奥様も交えて3時間ほど歓談。

有明海沿岸道路・大牟田北IC周辺
K先生および奥様と









 

 14時半ごろ、先生宅を辞し一路大牟田に向かった。先生に、大牟田に行くなら「有明海沿岸道路」を通って行くとスムーズに行けるよ、と教えてもらい、それで行くことにした。「有明海沿岸道路」は、自動車専用の「地域高規格道路」と呼ばれるもので、無料だが、首都高みたいな感じで、規模は全く違うがアメリカのフリーウエイにどこか似ていないでもない。

 その「有明海沿岸道路」に入る直前、古賀政男記念館http://www.city.okawa.fukuoka.jp/kogakinen/ という表示が目に入った。迷わずその駐車場に車を止めて入館。例の古賀メロディーの古賀政男である。館内はそれほど広くはないが、ギターや楽譜や写真などの古賀政男ゆかりの品々が展示されている。 




ギター姿の古賀政男像
古賀政男記念館

 











 そのあと、順調に、「有明海沿岸道路」に入って、約1時間30分程度で懐かしの大牟田に到着した。まず、大牟田駅前に行ってみた。以前は、駅前に駐車場はなかった様な気がしたが、おおまかなイメージはあまり変わらない。駅前の市役所庁舎も、外壁の手入れはされているようだが昔のままだ。また駅前の道路も昔のままで通行量の割には広々としている。駅前のバス停にも懐かしい名前が書かれてある。

JR大牟田駅
駅前のライオン像
駅前の像
市役所庁舎


駅前のバス発着所
駅前のメインストリート

 












 

    ここで一時間ぐらいいたあとで、宿泊先の栄町の「大牟田ガーデンホテル」に向かいチェックイン。18時に大学時代の友人M君がホテルまで迎えに来てくれた。歩いて10分ほどの料理屋さんに一緒に向かった。ここでも3時間ほど飲みながら大いに歓談。彼は某重機メーカーに勤めていたが、定年とともに故郷の大牟田に帰っている。15年~16年ぐらい前に、一度東京で一緒に飲んで以来である。今は、悠々自適の生活で、フルートの練習と野鳥の観察を熱心にやっており充実した生活のようである。彼が言うには、好きなことをやれるのは今しかない、今までは生活もあってあくせくと働かざるをえなかった、一方、これから先の事を考えるとあと何年健康でやりたいことが自由に出来るか保証の限りではない、と。まったくの同感である。

4月21日、22日宿泊の
大牟田ガーデンホテル
ホテルからの眺め
西鉄天神大牟田線の新栄町駅
とJRの電車






 






ホテルからの眺め
西鉄天神大牟田線の新栄町駅
と西鉄電車
M君と












以上、4月20日と21日の状況でした。

2013.5.14
    Yukikaze






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